MODOで3Dデータの作成!!
愛用しているMODO701という3DCGソフトで3Dプリント用のデータ作成を行っていきます!!MODOは、秀逸なモデリング機能や、直感的で非常にデザイン性の高いインターフェイスを持った3DCGソフトで、世界中のプロが使っています。
日本では、MODO JAPAN GROUPが取り扱いを行っています。ご興味のある方はご覧ください。いわいは、英語版を使っていますが、日本語版もあります。
ベクターデータをMODOに取り込み!!
今回、立体化するロゴのデータがすでにあるということで、依頼者であるワンダーズさんから、ロゴのデータを提供してもらいました。
MODO上でインポートするだけで開けるはずのベクターデータが開けません。いきなり、ピンチです(苦)ネットで情報を探していて、MODOの非常に古いバージョンでのチップスとして、「イラストレータのベクターデータを取り込むときは、バージョン8形式以前のものでないとダメだよ!!」というものがありました。
ワンダーズさんにお願いして、再度、バージョン8形式で再保存したデータを送っていただいたところ、今度は開けました。ホッ。
開いたデータはこんな感じ。非常にきれいなデータです。
ポリゴンとして扱うためには、ベクターデータを、フリーズする必要があります。MODOのメニューから、Geometry > Freezeと選んで、フリーズします。
ロゴを立体化して、グラフィックさんに見積もり依頼へ!!
まずは、どこをどのように立体化すると美しいかを考えつつ、サクッと立体化。うむ。元のデータがきれいなベクターデータだったことや、ロゴそのもののデザイン性の高さもあって、簡単にいい感じになりました。
ザックリと形にした後で、サイズの微調整を行います。3Dプリントの費用は、縦・横・高さ(厚み)の3辺の合計寸法によって決まるのが一般的です。極力サイズは小さくした方が、費用を抑えられます。
今回は、表札として使いたいということで、縦横が15cmぐらいということになりました。3Dプリントのサイズとしては、結構大きめです。当初作ったデータでは、厚みは2cmぐらいにしていましたが、美しさを損なわないように縦横の長さや厚みを調整しました。
ビフォー・アフターは、次の通りです。厚みが変わるだけでも、結構、印象が変わりますよね。
3Dデータも出来たところで、次は、グラフィックさんに見積もり依頼をしていきます。が、これが地獄の一丁目であることは、この時点では知りませんでした…(笑)
次回、「3Dプリントサービス、データ修正地獄編」乞うご期待w!!