日本も頑張って欲しいぞ!!
現実に存在しないとわかっているものでも、まるで本物であるかのように見せてくれる洋画の特撮(VFX)って、ほんとすごいですよね。そういうVFXがてんこ盛りな映画を見るのも好きだし、作る方にも興味があります。
最近は本当に映像製作の敷居が下がってきていて、デジタル一眼などを使えば、すごくクオリティの高い映像が撮れるし、CGソフトもノートパソコンで結構快適に動いたりします。
個人でも、これだけ安価に映像製作の環境を整えられる昨今、海外の映像製作学校の品質なんかは、とんでもなくレベルが高くなってます。
有名どころの一つが、カナダのVancouver Film Schoolです。
Vancouver Film School
http://vfs.edu
CGだけではなく、俳優養成、ゲームデザイン、ウェブ制作、脚本など、エンターテイメントに関わることは、一通り学べる様々なプログラムを持っています。
例えば、こちらの作品。わーきれいな映像ね〜でも、デジタル一眼とかなら、これぐらいの実写は撮れるんじゃないの?って思ったら全部CGかーい!!ってぐらいの出来です。他にもこのようなレベルの作品がゴロゴロしてます。
これが学生の作品なわけですよ。おそロシア… おそらく、機材だけではなく、講師陣も実際にハリウッド映画の一線級の人達がいらっしゃるのかなーと。
また、様々なプログラムの生徒が共同で作品を作ることで、プロの現場さながらの環境になっているものと思われます。
先日、いまさらながら、20世紀少年の実写版3部作を見ました。
20世紀少年 BDセット (本編BD3枚+特典DVD1枚)※初回生産限定 [Blu-ray] | ||||
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邦画では珍しい3部作。日テレ開局55周年記念作品ということもあり、並々ならぬ力の入れようだったことでしょう。浦沢直樹原作ということもあり、非常に面白い映画ではありましたが、CGがちょっと残念なことになっていました。
ハリウッド映画の場合、人が空を飛ぶとか、エイリアンやロボットが出てくるとか、現実にはあり得ないことであっても、圧倒的なリアリティを持った映像によって、ストーリーに引き込まれてしまいます。でも、CGがいかにも作りものっぽいと、没入感が途中で途切れてしまいます。
日本にも優秀な人材は多くいて、海外で活躍されている方も多くいらっしゃいます。制作費の問題もあると思いますが、ぜひ、日本発のクオリティの高いVFXてんこ盛りの映画がいっぱい見られるようになって欲しいぞ!!